生理時の臭い対策

臭いの原因

常に下着と衣服に包まれているデリケートゾーンは、性別問わず、汗やムレがつきまとう部分です。さらに女性の場合は、性器と排泄口の位置が近いことなど体の構造上から考えてもトラブルや臭いを起こしやすいのです。

 

特に臭いに敏感なのが日本人であり、自分の臭いが職場やパートナーに気付かれはしないかと、欧米人に比べるとかなり神経質に気になる傾向が強いです。

 

具体的な臭いの原因としてはまず、通気性が悪いことがあげられます。通気性の悪い素材の下着や締めつけのきつい衣服、さらに下着の上にガードルを着用するなど何枚も重ねることで、経血やおりものや汗がムレることで雑菌が繁殖し、臭いがきつくなります。

 

もう一つは性器からの臭いで、生理による経血やおりもの臭いによるものです。また、ナプキンやおりものシートなどの長時間使用、もしくはタンポンの出し忘れで雑菌が繁殖することによっても臭いが発生します。

 

その体の構成上、男性と違って女性の性器の方がムレやすく、その分臭いも発生しやすいので、通気性を良くし、清潔に保つことは不可欠です。

 

また、それらのことに気をつけているにも関わらず、いつまでも悪臭が治らないのであれば、病気の可能性もありますので、その場合は放置せずに婦人科の受診をお勧めします。